破壊屋ブログ

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絶対に面白い駄作たち

楽天市場のコラム:それどこにまた書かせてもらいました。

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今回は絶対に面白い駄作についてコラムを書きました!矛盾しているようだけど、その矛盾を乗り越えた駄傑作があるんですよ。 破壊屋でもちょっと捕捉します。

ワイルドスピードをぶっ飛ばせ!『トルク』

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とにかくド派手な画面構成の『トルク』。ただの立ちションですらこの壮大さである。


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ワイルドスピードの便乗映画『トルク』が面白いのは便乗しているくせにワイルドスピードをバカにしているところ。これは映画のオープニングでゼロヨン(ドラッグレース)をしている男たちを、主人公が時速250キロのウイリー走行でぶっち抜くシーン。ワイスピファンも全員忘れている事実ですが、本来のワイスピはゼロヨン映画でした。


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コメンタリーで監督が
「敵キャラをどういう男にするか悩んだからワイルドスピード風にしたよ!」
と言うシーン。ちょっとわかりにくいと思いますが、ヴィン・ディーゼルのソックリさんが敵役です。


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コメンタリーで出演者たちがヴィン・ディーゼルのソックリさんがボコボコにされるシーンでゲラゲラ笑っていたら、出演者の一人が
「俺、リディックで共演している」
とカミングアウト。


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『トルク』のヒロインが、ワイスピの名セリフ
「 俺の人生ゼロヨンだぜ(I live my life a quarter mile at a time)」
をバカにするシーン。確かにバカなセリフだよな。


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途中、バイクを諦めて車にしたら渋滞に捕まるシーン。そういえばカーアクション映画って、渋滞と保険屋さんが出てこないよね。車社会で一番重要な要素なのに。

史上最悪映画の代名詞『ショーガール』と日本人

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90年代前半の日本人の世界的イメージといえば買春ツアー!劇中の日本人はめっちゃ嫌われまくり。


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エッチなお店で上機嫌の日本人。この人、3秒くらいしか出てこないのに名演技を見せてくれます。


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ヒロインが日本人相手に売春させられそうになり激怒する。プライドを傷つけられるヒロインとそこからの怒りを描いた名シーン。でもこのヒロインってアメリカ各地で売春していたという設定なんだよね。当時の日本人の買春ツアーがどれほど嫌われていたのかよくわかる。

ちなみに映画のミスを指摘する海外サイトなんかで
「日本人なのに何でバンコクなんだよ!」
とツッコミをくらっている。


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『ショーガール』のラストシーンについては、高橋ヨシキさんが解説していたのを聞いて22年越しで意味を理解した。ネタバレなのでリンク先で。ってことは『ショーガール』は『ララランド』のエピソード1なんだね(ララランドのヒロインは大学中退なので全然違います)。


あの星に向かって打て!『サイン』

モロコシ畑で働く農家が、野球道具で「アレ」を迎える。『フィールド・オブ・ドリームス』と全く同じ話なのに、『フィールド・オブ・ドリームス』とは全く違う次元の映画。

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劇場公開当時、俺はあのクライマックスで超絶感動した。このシーンも
「155メートル!こりゃ、すげえのが火を吹くぜ!」
って興奮した。でも家帰ってネットに繋げて感想サイト見たら、世間のみんながクライマックスで呆れ果てていて驚いた記憶がある。
「映画の感想は自分がどう思ったかが大事、他人の意見なんて気にするな!」
と正論言いたいところだけど、これに関しては世間が正しいんだろうな。


『最終絶叫計画3』の『サイン』パロディ。超ネタバレ。


『君の名は』の発狂版『バンジージャンプする』

最強、最凶、最恐といった単語があるけど「最狂」がふさわしいのは『バンジージャンプする』。この映画については何書いてもネタバレになるので何も書けない。『君の名は』と同じ「繋がり」がテーマですが
「それ繋がっちゃうの?」
というのが俺の感想。

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画像は大学生の主人公が惚れた女にカッコイイ自分を見せようとして、スーツに革靴に白い靴下で実習に参加。力仕事もろくにできず女生徒たちに笑われるシーン。見ていて色々思い出して嫌な気分になった。前半の主人公(イ・ビョンホン)の演技は神がかっている。


これらの映画の詳細は下記参照してください。
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