破壊屋ブログ

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1995年の午後の遺言状

1995年といえば『ショーシャンクの空に』が公開され、邦画では『耳をすませば』、洋画では『マディソン郡の橋』が大ブームになっていました。この年最大の映画ニュースは何かご存知でしょうか?
昔のキネマ旬報は毎年映画ニュースベストテンという企画をやっていました。1995年最大の映画ニュース1位は阪神大震災で、2位は

映画『午後の遺言状』の興行収入が1億円を超えた

でした。

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何でそんなことが大ニュースになったのかというと、単館系の日本映画が社会現象になるというのが珍しかったんですね。口コミヒットが当たり前になった今ではマイナー公開の映画でも1億超えは珍しくないですが、1995年はそんなことがニュースになるほど珍しかった。
当時は単館系=ヨーロッパ映画というイメージも強くて、日本映画が大ヒットというのも意外でした。新聞が大々的に『午後の遺言状』現象を取り上げて、興味を持った老人たちが映画館に行列を作っていたのを覚えています。


この『午後の遺言状』は私も大好きな映画なので、介護サイト:tayoriniの企画
kaigo.homes.co.jp
で取り上げてみました。是非読んでみてください。


映画の詳細は上記の記事を見てもらうとして、破壊屋では『午後の遺言状』に2分くらい出ている当時ほぼ無名だった松重豊を取り上げたいと思います。

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川に全裸の女が出てきて松重豊演じる男が近づく。信じられないだろうが二人は初対面。なぜ全裸?っていうか怖くないの?ちなみに俺が初めて陰毛を見た女性は宮沢りえで、二番目はこの女です。

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説明まったく無いけど、次のシーンで女(瀬尾智美)は松重豊の車に乗り込んでケンカしている。この次のシーンでは二人は婚約している。超展開!

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婚約した松重豊は白米をドカ喰いする。

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男たちが「そこ突け!そこ突け!」とコール・アンド・レスポンスしているが、もちろん下ネタ的な意味である。どういうシーンかは見てのお楽しみ。左の乙羽信子は、撮影時には既にガンで余命1年だったが、夫の新藤兼人監督は本人に知らせずに撮影入り。乙羽信子は死後に『午後の遺言状』で映画賞を受賞しまくり、有終の美を飾った。


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この作品は内野聖陽の映画デビュー作でもある。このシーンにしか登場しない。


とにかく凄い映画なので興味あったら是非。
午後の遺言状