破壊屋ブログ

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ネット上の有名人とその偽物

「人間食べ食べカエル」さんというツイッターの超人気映画アカウントがある。私もファンだったりする。そんな人間食べ食べカエルさんと似たようなツイートをする別アカウントがあり、同一人物だと誤解する人が続出。それが炎上に近い形で話題になってしまった。とはいえ別アカウントの持主がちゃんと謝罪したのでここではそれ以上言及しない。ネット上の有名人とその偽物というのはよくある話だ。


で、ここからが本題。昔の話だけど私にも偽物がいたのだ。


インフルエンサー」なんて言葉が無かったゼロ年代前半。ネット上の有名人というのがチラホラいた。「侍魂」なんかはその代表だろう。侍魂の管理人さんや、落語マンガ家の立川志加吾さん(現:登龍亭獅篭)といった人たちのネタで印象に残っているのがある。

俺の偽物が俺の名前を語ってナンパしている

というものだ。当時のネット上の有名人は顔出しはしない傾向にあった。だから余裕で詐称ができたのだろう。名前を使われて女性を口説くなんて、詐称された側にとっては迷惑すぎる話だ。


今では過疎っている私だけど、ゼロ年代では局所的に有名だった。そんな私の名前を騙って活動している人がいたらしい。複数情報が寄せられたが、その偽物は

というものだった。

で、ここからが問題なんだけど当時の私は出会い系や映画好きの女性とのメールにハマっていた。もちろん破壊屋の名前を出していた。つまり

  • 破壊屋の偽物が本物っぽい行動を取る
  • 本物の破壊屋は偽物っぽい行動を取る

という状態だったのだ。私としては『パーマン』に出てくるコピーロボットが手に入った気分だった。女性と遊ぶのは私がやって、映画論を語るのは偽物がやってくれる。

そもそも私はスタンリー・キューブリックの映画を全部は観てないし、スタンリー・キューブリック論なんてビタイチ持ってない。その偽物って私より映画に詳しくて、映画に真摯な態度だと思う。便利な偽物だったなぁ。



笑い話として書いたけど、私はゼロ年代前半からネット上で顔出ししていて、その理由は偽物対策でした。