本日から二週に渡ってからAbemaTVがサム・ライミ版スパイダーマン3部作を放送するとのこと。『スパイダーマン:ホームカミング』が現在のスパイダーマンシリーズで、『アメイジング・スパイダーマン』が旧シリーズ、サム・ライミ版は旧々シリーズということか。でも2018年にまた新アニメシリーズとして黒人版スパイダーマン(アフリカ系とヒスパニック系のハーフ)も作られる。
AbemaTV広報の方から「ちょっと破壊屋で取り上げてくれませんか?」とメールが来ていたので、思い出を羅列する。スパイダーマンは昔の破壊屋のメインコンテンツたった。
オープニングの衝撃
初めて観た時、オープニングに凄まじい衝撃的を受けた。オープニングクレジットでは、キャストやスタッフの名前が派手に加工されたCGと壮大な音楽と共に出てくる。でも本編が始まると主人公ピーター・パーカーがいじめられている。この落差が激しくて
「超大作のオープニングなのに、カッコ悪い!」
と驚いた。ピーター・パーカーはいじめられっ子で感情移入しやすい。同じ学校の女子高生から「隣に座らないで」と俺も言われたことのあるセリフを投げつけられるので、感情移入というよりも単なる追体験のような気もする。
ちなみに映画『変態仮面HK』はスパイダーマンのオープニグクレジットを完コピパクリしていて見事なんだけど、そこに製作費の多くをつぎ込んでしまったらしい。やっぱりアレ金かかるのか。
スパイダーマン誕生!(してからのグダグダ)
ライミ版スパイダーマン第一作は「前半が面白い派」と「後半が面白い派」の二つに別れると思う。後半はスパイダーマンとグリーン・ゴブリンが死闘を繰り広げるんだけど、前半はスパイダーマンが恋やバイトに頑張る姿を描いている。俺は圧倒的に前半派だ。モテるために車を買う決意した主人公が、中古車のチラシを眺めながら車のランクを次々に下げていくシーンはすげえ笑った。
スパイダーマンの失敗
スパイダーマンが公開された2002年はDVDが急速に普及していた時期で、ネット上では映画のミスを探すのが流行っていた。ターゲットなったのは当時の超話題作だった『スパイダーマン』と『ハリー・ポッター』だった。同じエキストラが4回出て来るシーンは、映画のミス史上の中でもかなりのもんだと思う。
細かいところだと、気密室に自動ドアを使って入ってくる科学者なんかも笑ってしまう。映画本編だと、この気密室にモノを入れるのが超大変なんだけど、よく見ると普通に自動ドアがあるの。
破壊屋とスパイダーマン
俺が音楽イベントにスパイダーマンの格好で登場する。というのは実は2000年からやっている。といっても当時のスパイダーマングッズはマスクだけ。映画が公開された2002年から全身タイツが登場したので買った。その年のサマソニにスパイダーマンの格好でSUM41を観に行ったら、その映像がめざましTVで使われたらしい。
SUM41とスパイダーマンのタイアップ主題歌。めっちゃ楽しい曲。