破壊屋ブログ

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ポリコリコン アンチが黒人配役を受け入れる方法

ディズニー実写版『リトル・マーメイド』、ヒロインが黒人であることへの反発が強いです。1989年のアニメ版『リトル・マーメイド』が製作された時も、外国の文化を勝手に改変するディズニーの姿勢が批判されましたが、今回はそれ以上でしょう。
製作当初から様々な議論がありましたが、私が「?」と思うのは日本での反発が強いことです。このくらいの改変は受け入れるべきでは?

私もポリコレ棒を振るう人達には強い不信感があり、アンチポリコレ的な感覚も持っています。そもそもポリコレ棒で他人を攻撃している時点で全然ポリコレじゃないです。『リトル・マーメイド』の黒人ヒロインへの意見に対して「差別だ!」とレッテル貼っている人達の味方はしないです。でも、それ以上に最近のネット上のアンチポリコレは味方できません!今のアンチポリコレは危険な風潮だと思っています。

逆に「ディズニー=ポリコレ」的な思想にも強い反感があります。ディズニーは外国の文化や歴史を勝手にアメリカのモノに改変しているし、ディズニーランドなんて文化の盗用の見本市です。しかし表現の自由の観点から、私はこれらの改変や文化の盗用*1も自由だと思っています。確かにディズニーはそれらをビジネスにしている酷い組織です。しかし、もっと酷い奴らがいます。我々日本人です。

マンガやアニメなどコンテンツビジネスが盛んな日本人は、ディズニー以上の改変と盗用の集団です。別にマンガ・アニメに限った話ではなくて、例えば『西遊記』の実写化では「三蔵法師=女性」が当たり前になっているけど、これは中国国内では反感のある改変です。
で、なぜ改変を積極的にやっている日本人が「黒人」だと反発するのでしょうか?既に各種の要因を指摘する素晴らしい記事が複数出ています。それらの記事たちが指摘しない点として、私は「ポリコレ棒で人を殴りまくっていた反動が来ている」という要因を考えています。人を殴りながら説教するのは間違っている、というだけです。
私としてはアンチポリコレに警告を発したい。でも最初に書いたとおりポリコレ棒で人を殴る真似はしたくない。どうやって解決すれば良いのでしょうか?

そこで別の方法を考えてみました。日本の一部の男性には特殊な多様性があります。外国人だろうが、宇宙人だろうが、怪物だろうが、巨乳美少女だったら何でも受け入れるという特殊な多様性です。ルッキズムかつロリコンという限定すぎるコレを多様性と呼んでいいのかは議論の余地があります。多様性というよりも「巨乳美少女なら何でもOKなバグみたいな仕様」が正しいかもしれませんが、少なくとも受け入れているのは事実です。

そこで既存キャラクターのアフリカ系巨乳美少女をアニメ絵AIで作ってみました。モデルはrevAnimated。

ハーマイオニー


ティンカーベル


アナ(アナと雪の女王)


サン(もののけ姫)

こうすれば改変ネタも寛容の精神で受け入れられるのではないでしょうか?なお受け入れられなくても私は怒ったり非難するつもりはありません。別のキャラを改変するだけです。

こんなの作らなくても、ハーマイオニーは舞台版ハリポタで黒人になっていたし、ティンカーベル・シリーズは多人種モノです。どんな人種でもどんな文化を楽しめる時代になってほしい。

記事タイトルの「ポリコリコン」は「ポリコレ+ロリコン」を足しただけの意味の無い造語です。

*1:「文化の盗用」なんて誰かをマイノリティに押し込む危険性が強い