破壊屋ブログ

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2022年の日本のアニメ映画で一番面白かった作品を決めよう!


2022年の日本のアニメ映画で一番面白かった作品を決めよう!


今年もこの時期がやってきました!みなさんが面白いと思った2022年の日本のアニメ映画を教えてください

アイキャッチ画像はスラダンですが、私は『THE FIRST SLAM DUNK』未見です。だから
「話題作を見てない!」
という人でも遠慮無くジャンジャン投票してください。

  • #2022年日本のアニメ映画ベスト3
  • #2022年日本のアニメ映画ベスト5
  • #2022年日本のアニメ映画ベスト7
  • #2022年日本のアニメ映画ベスト10


上記のハッシュタグをつけてツイートすれば投票になります。Twitterアカウントを持っていない方は、このブログのコメント欄に記入してください。皆様の投票内容を私が集計します。


投票開始のツイートはこれです↓




アニメ邦画のリスト

リストを作ってくれた@mohnoさん、ありがとうございました!少し変更しています。

リストについて

  • このリストは毎年毎年議論になりますが、議論の答えはここに書いてあるので、議論したい人は議論する前に必ず読んでください!

新ルール:リバイバル映画祭は削除

リバイバル映画祭は削除」を新ルールに追加しました。理由は↑を読んでください。この新ルールに従って『25周年ポケモン映画祭』『新海誠IMAX映画祭』関係の作品がリストに載っていません。リストに載ってないだけで実際には集計します。投票した人には「リバイバル上映を観た上で2022年の新作アニメとして評価したい」という意図があると信じます。

指先から宇宙まで

リストには載っていませんが「指先から宇宙まで」への投票は各短編全部への投票と判断し、集計時に死に票が少なくなるように分割か結合のどちらかを選択します。

リストの功労者

去年に引続き、mohnoさんが作ってくれたのを私が少し編集しています。mohnoさんのオリジナルのExcelファイルが本当に素晴らしいので、
mohno.hatenablog.com
興味ある方は↑からダウンロードしてみてください。

「新作のアニメ映画」の定義

そして年々「新作のアニメ映画」の定義が難しくなっているのを感じます。mohnoさんの指摘で知りましたが『名付けようのない踊り』のように、実写映画がアニメ映画として各映画サイトでジャンル分けされているパターンもあります。ただ毎年書いてますが方針は下記です。

  • リスト外の作品でも基本的に全て集計します。
  • ただし「その年の面白かった日本の新作アニメ映画を決める」がコンセプトであり、明らかにコンセプトを理解していない投票は集計対象外とします。

投票について

  • 投票期限は2月15日(水)とします。
  • 同一人物が何回か投票した場合は、時系列が一番最後の投票内容を採用します。期間内は何度も投票修正できます。
  • 長いタイトルは略称使ってください。

↓これとかコピペして使ってください。











#2022年日本のアニメ映画ベスト10

組織票大歓迎!

去年に引き続きファン同士の投票の呼びかけも大歓迎します!

得点偏差について


それでは、投票よろしくお願い致します!

祝!『ロストケア』が映画化、注!公式がネタバレ

こんなタイトルの記事ですがネタバレ一切無しです。


葉真中顕の『ロスト・ケア』といえば、介護を題材とした社会派ミステリー小説で、そのトリックは読者を絶対に騙す衝撃のモノ。ブロガーが日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞するという派手なデビューを飾った事でも話題になりました。
この映画版『ロストケア』が2023年3月24日に公開されます。ところがです…

詳細は書きませんが、映画の宣伝が始まった時点で小説のトリックがネタバレするんです。1年前に製作発表があった時、既にネタバレしていて私はビックリしました。

でもコレは仕方が無いのです。何故なら

  • 2013年:『ロスト・ケア』発表
  • 2016年:相模原障害者施設殺傷事件
  • 2018年:大口病院連続点滴中毒死事件(逮捕)

と『ロスト・ケア』発表後に『ロスト・ケア』みたいな事件が現実で発生しているんですね。私は
「事件発生後にロスト・ケアはよく炎上しなかったな」
と今も思っています。現実で殺人事件が起きたのに
「真犯人は誰だ?そのトリックは?」
みたいな映画は出来ないでしょう。あえてネタバレ状態にして
「どうして、この犯罪が起きたのか?」
という要素を主題に持っていくしかありません。

ミステリー小説を映画化する時に、ネタバレが前提になるのはよくある話です。直木賞を受賞した『私の男』は映画化する際に時系列を逆にしたので、原作のミステリー感が薄れています。
葉真中顕の最大ヒット作『絶叫』は、原作だと中盤で殺人事件の犯人が分かる構造ですが、実写版もマンガ版も第一話で犯人をネタバレしています。ネタバレしておかないと「これって何の話なの?」と視聴者がついていけないのです。

というわけで映画『ロストケア』の存在自体が小説『ロスト・ケア』のネタバレになっているのは仕方ないのです。でも3月に映画『ロストケア』の宣伝が始まった瞬間、全日本人から小説『ロスト・ケア』を読んだときの衝撃が奪われてしまうのが勿体ない気もする。ちなみに『ロスト・ケア』の「ケア」は「介護」を意味しますが、他にも日本社会が色々なことを「ロスト(失う)」していることも含めてます。
ロスト・ケア (光文社文庫)



話はちょっとズレますが、2022年人類最大のネタバレだった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のアレだって今や宣伝要素ですし、『進撃の巨人』の数々のネタバレ要素はアニメ化や映画化されるたびに一般常識になりつつあります。人類に「あらゆるコンテンツを初見のように楽しめる」技術は開発できないものか!?すごく危険そうだけど。

Top 10 Japanese Movies of 2022


Twitterユーザーの2022年の映画ベスト。この投票結果から↓
2022年の映画ベスト100(Twitter投票を集計しました) - 破壊屋ブログ

日本映画だけを抽出してみました。これが2022年の日本映画ベスト10です。

1 : THE FIRST SLAM DUNK


2 : Suzume

  • Japanese すずめの戸締まり
  • Chinese 鈴芽之旅

3 : Shin Ultraman

4 : Just Remembering

  • Japanese ちょっと思い出しただけ
  • Chinese 回到戀愛終結

5 : Missing

  • Japanese さがす
  • Chinese 尋人啟弒

6 : Small, Slow But Steady

  • Japanese ケイコ目を澄ませて
  • Chinese 惠子,凝視

7 : Anime Supremacy!

  • Japanese ハケンアニメ!
  • Chinese 霸權動畫!

8 : Sakana no ko

  • Japanese さかなのこ

9 : Love is Light

  • Japanese 恋は光

10 : MY SMALL LAND

  • Japanese マイスモールランド


配信のおかげで海外から日本映画が見やすくなっているのに、海外サイトには面白い日本映画の情報が少ない。と感じているので、海外の方に少しでも役に立てばと思ってまとめました。

相続税と金田一耕助とディズニー

SUUMOで相続映画について書きました!犬神家の一族』の相続金額や『ホーンテッド・マンション』の再評価などについて書いてます↓。
suumo.jp


SUUMOのサイトに登場する芸能人やブロガーの記事は面白いのばっかりなので、依頼があった時は嬉しかったです。河相我聞のこれ↓とか大傑作コラムです。
suumo.jp


今回はコラムに書き切れなかった補足ネタをいくつか。

フィクション内で相続税は無視されがち

  • コラム内でも書きましたが、欧米だと「相続=宝くじに当たった」的な描き方が多いですが、SZZ(相続税)が高い日本だとそんなに浮かれる話では無いですね。
  • 実際日本の相続モノは相続税の話がよく出てきますが、海外だと相続税ネタは少ないです。
  • 海外テレビドラマ(タイトル失念)で、金持ち日本で財産相続出来て良かった!というエピソードがありましたが、私としては「相続税が大変なんじゃ…」と思いました。
  • イギリスは相続税が低いのですが「お屋敷を相続する=維持費がかかる」的な描写がよくあるので「さすが貴族社会!」と思います。

日本ミステリー史上の最多相続金額

https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d1815/thumbs/title-752.jpg

日本ミステリー史上の最多相続金額はいくらでしょうか?私の知っている範囲では横溝正史の『三つ首塔』の百億円です。現代の百億円ではなくて1955年の百億円です。何か意味がある金額というよりも適当感があります。現代の金額に換算すると2000億円では?という説もあります。*1
ちなみに三つ首塔はただでさえ殺人防御率が低い金田一耕助の中でも最悪の殺人ワースト作品で、真犯人は11人の連続殺人に成功します。11人も死ぬまで真相が分からない探偵なんて…と思いますが、私も謎解きの瞬間まで犯人分からなかった。

金持ちは外国人

この百億円の資産というのはアメリカに渡った人物が作った資産です。1955年の

という意識が作り出した設定でしょう。

その後の日本は経済大国になり1991年の『ゴジラvsキングギドラ』は

という衝撃の設定でした。しかしバブルが弾けると

  • 金持ち=外国資本

という認識が再発して金持ちは外国人的な描写が増えました。『コンフィデンスマンJP』の映画シリーズなんかはその例でしょう。

ホーンテッド・マンション


↑ストーリーの中心人物がポスターに出ていない。

コラムの依頼があった時に絶対に取り上げたい!と思ったのが2003年の『ホーンテッド・マンション』です。ディズニーランドにもあるアレを相続する話です。公開時は日本でもアメリカでも評判が悪く、褒めていたのは高橋ヨシキさんくらいだったかな?私も大好きな映画なので「いつか再評価したい!」と思っていましたが…アメリカではとっくに再評価済みで、今やカルト映画になっています。

普通カルト映画って

  • 当時は評価されない程、尖った描写

が再評価されるのですが『ホーンテッド・マンション』は

  • コテコテのファミリー映画

がカルト化された珍しい例です。

ホラー映画の面白いパターン

  • ヒロインがホラーモンスター(悪霊、怪物など)に狙われる

というのが定番なのですが、たまに

  • ヒロインがホラーモンスター(悪霊、怪物など)に狙われると思ったら、関係の無い男性主人公が狙われる

という鉄板パターンがあります。古典的名作の『エクソシスト』、日本の『リング』、アメリカの『パラノーマル・アクティビティ』がそうですね。『ホーンテッド・マンション』も同じパターンです。
ホーンテッド・マンション』は999人の幽霊が1000人目の仲間としてあなたを狙う!という設定がお馴染みですが、幽霊たちが狙うのは主人公の妻です。つまり主人公であるエディ・マーフィストーリーに全然関係無いのです。心霊現象と関係の無い男が奮闘努力した結果、幽霊から狙われるというホラー映画の鉄板パターンの映画なのです。

世界のホーンテッド・マンション

「999人の幽霊が」と書きましたが、これはアメリカや日本のホーンテッド・マンションの設定。フランスだと「ヒロインの婚約者たちが次々に死亡し、ヒロインはウェディングドレスの姿でさまよう」です。実際はディズニーランドのアトラクションとは思えないほど複雑で残酷な設定なので、詳細を知りたい方は「ファントム・マナー」で検索してみてください。

*1:私の計算だとそこまで多くないですが

2022年の映画ベスト100(Twitter投票を集計しました)

ハッシュタグ『#2022年映画ベスト10』を集計しました!有効投票3785名が選んだ2022年最高の映画は『トップガン マーヴェリック』でした!

1位:トップガン マーヴェリック

80年代は映画や音楽の商業主義路線が批判された時代で、その代表格が『トップガン』でした。それが最新かつ最強のコンテンツとして現代に蘇るとは!私も長年、映画が起こす奇跡を目撃してきましたが、絶賛される『トップガン』はまさに新しい奇跡です。

2位:RRR


このランキングについにインド映画が登場!しかも2位!トップガンの空中戦や、スパイダーマンの奇跡を超える衝撃の映像体験が満載です。ここ数年議論になっている「映画が歴史を改変してよいのか?」問題に対する回答にもなっています。

3位:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム


スパイダーマンの映画化には苦難が伴います。トビー・マグワイア版は三作目でトラブル続出したため打ち切り、アンドリュー・ガーフィールド版は二作目で打ち切りでした。スーパーヒーローが過去の悲劇と対峙するのと同様に、この映画そのものが過去のスパイダーマン映画の悲劇と対峙したのです。

4位:コーダ あいのうた

コーダ あいのうた [DVD]
聴覚障害者の家族の中で唯一、聴覚がある娘に歌の才能がある。という物語です。元ネタになったフランス映画『エール!』は2015年の本企画で70位でしたが、今回は4位という見事な成長振り。アカデミー賞を受賞したという実績だけではなく、聴覚障害者の役柄には本当の聴覚障害者たちをキャスティングしたという部分も高く評価されました。

5位:THE FIRST SLAM DUNK


日本映画1位が『THE FIRST SLAM DUNK』なるなんて、集計が終わるまで全く予想していませんでした。公開前の声優降板に伴う炎上騒ぎからの大逆転!炎上して不人気になる映画も、SNS口コミで人気になる映画もたくさんありますが、ここまで両極端を経験した映画も珍しいです。

6位:NOPE/ノープ


↓のGIF画像は映画=活動写真の原点である「動く写真」です。このGIF画像を撮った人は世界的な有名人になりましたが、写っている黒人のジョッキーは無名のまま消えました。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/dd/Muybridge_race_horse_animated.gif
映画愛を駆使してこのジョッキーを再評価するという一風変わったホラー映画です。Nope(ムリ!)というタイトルの意味は、監督の「ホラー映画がムリ!という人にも、この映画を観てほしい」というダジャレ的な意味が込められています。

7位:THE BATMAN -ザ・バットマン-


ベン・アフレックバットマンを降板させ、ロバート・パティンソンゼロ年代アメリカの女子中高生に人気があった)を起用。バットマンをイチからやり直すけど、バットマン誕生の物語に一切触れない、そして上映時間3時間の暗黒ミステリー!という野心的すぎる狙いが公開前にアメコミファンたちを不安に叩き落とした本作ですが、これらの狙いは見事に大成功しました。

8位:すずめの戸締まり


災害と向き合う映画が多いのが日本映画です。映画を通じて被災を乗り越えようという意思を感じます。そして新海誠が「災害」を過去二作のようなファンタジーではなく現実のモノとして取り組みました。東日本大震災を体験していない世代もどんどん成長していますが、『すずめの戸締まり』を通じて被災地からの語りかけが続いているのかも。

9位:ブレット・トレイン


殺し屋達が一箇所に集まり殺し合って映画の後半はドンデン返しが延々と続く。同じ設定の映画が無数にありますが(しかも大抵はイマイチ)、『ブレット・トレイン』が他の映画と違って突き抜けた面白さを保ち続けたのは「日本の新幹線が舞台」という珍妙さをキッチリやり通したからでしょう。

10位:シン・ウルトラマン


初代ウルトラマンは「要素」が多すぎるコンテンツです。衝撃の第一話、アナログを駆使した特撮、不思議な効果音、ウルトラマンの不気味的なまめかしさ、女性隊員のフェティシズムな魅力、そして当時の子どもたちを絶望に追い込んだ最終回。これらの要素を見事に、そしてある意味そのままの形で復活させてくれました。

2022年の映画ベスト100

順位 タイトル 得点
1 位 トップガン マーヴェリック 15042.0
2 位 RRR 9947.5
3 位 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 8845.0
4 位 コーダ あいのうた 6432.5
5 位 THE FIRST SLAM DUNK 6174.0
6 位 NOPE/ノープ 6015.0
7 位 THE BATMAN-ザ・バットマン- 4501.0
8 位 すずめの戸締まり 2816.5
9 位 ブレット・トレイン 2749.0
10 位 シン・ウルトラマン 2557.5
11 位 ちょっと思い出しただけ 2363.5
12 位 ドクター・ストレンジマルチバース・オブ・マッドネス 2304.0
13 位 カモン カモン 2300.0
14 位 さがす 2282.0
15 位 ケイコ 目を澄ませて 2209.5
16 位 ハケンアニメ! 2206.5
17 位 さかなのこ 2103.0
18 位 恋は光 1877.0
19 位 リコリス・ピザ 1872.0
20 位 ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバ 1826.5
21 位 アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 1772.0
22 位 TITANE/チタン 1723.0
23 位 ベルファスト 1674.0
24 位 女神の継承 1635.5
25 位 マイスモールランド 1623.0
26 位 ある男 1522.5
27 位 犬王 1494.0
28 位 フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 1451.0
29 位 LOVE LIFE 1416.5
30 位 わたしは最悪。 1414.5
31 位 流浪の月 1345.0
32 位 メタモルフォーゼの縁側 1289.0
33 位 秘密の森の、その向こう 1274.0
34 位 MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない 1196.5
35 位 窓辺にて 1149.5
36 位 モガディシュ 脱出までの14日間 1119.0
37 位 ゴーストバスターズ アフターライフ 1019.5
38 位 神は見返りを求める 996.5
39 位 エスト・サイド・ストーリー 968.5
40 位 エルヴィス 962.0
41 位 四畳半タイムマシンブルース 941.0
42 位 こちらあみ子 923.0
43 位 アフター・ヤン 919.0
44 位 私ときどきレッサーパンダ 894.5
45 位 ナイトメア・アリー 873.0
46 位 ブラック・フォン 864.5
47 位 ブラックアダム 828.0
48 位 かがみの孤城 824.0
49 位 ONE PIECE FILM RED 818.5
50 位 ザ・メニュー 769.5
51 位 アンビュランス 751.5
52 位 ソー:ラブ&サンダー 740.5
53 位 ベイビー・ブローカー 725.5
54 位 みんなのヴァカンス 715.0
55 位 ザリガニの鳴くところ 707.0
56 位 ナイブズ・アウト:グラス・オニオン 704.5
57 位 アネット 689.5
58 位 愛なのに 689.0
59 位 サバカン SABAKAN 685.5
60 位 マッドゴッド 662.5
61 位 死刑にいたる病 658.5
62 位 哭悲/THE SADNESS 649.5
63 位 レイマン 635.0
64 位 SING/シング:ネクストステージ 633.0
65 位 グリーン・ナイト 632.0
66 位 マイ・ブロークン・マリコ 630.0
67 位 グリーンバレット 626.0
68 位 あのこと 625.0
69 位 PLAN 75 616.5
70 位 犯罪都市 THE ROUNDUP 606.5
71 位 ユンヒへ 597.0
72 位 ガンパウダー・ミルクシェイク 592.5
73 位 ブルー・バイユー 577.0
74 位 セイント・フランシス 571.5
75 位 ギレルモ・デル・トロピノッキオ 571.0
76 位 HIGH&LOW THE WORST X 563.5
77 位 ヘルドッグス 553.5
78 位 パリ13区 550.5
79 位 春原さんのうた 544.0
80 位 FLEE フリー 534.0
81 位 ハウス・オブ・グッチ 529.0
82 位 X エックス 528.0
83 位 ニトラム/NITRAM 524.5
84 位 ペルシャン・レッスン 戦場の教室 481.0
85 位 ニューオーダー 475.0
86 位 線は、僕を描く 461.5
87 位 プレデター:ザ・プレイ 460.0
88 位 シャドウ・イン・クラウド 444.5
89 位 三姉妹 432.5
90 位 スティルウォーター 430.5
91 位 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 425.0
92 位 LAMB/ラム 423.0
93 位 ボイリング・ポイント/沸騰 421.0
94 位 呪詛 417.0
95 位 映画ゆるキャン△ 415.5
96 位 MEMORIA メモリア 410.0
97 位 ライダーズ・オブ・ジャスティ 402.0
98 位 バッドガイズ 397.5
99 位 ドラゴンボール超 スーパーヒーロー 396.0
100 位 クライ・マッチョ 395.0


ベストテン総評

  • トップガン マーヴェリック』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『THE FIRST SLAM DUNK』『THE BATMAN -ザ・バットマン-』『シン・ウルトラマン』。TOP50内には『ゴースト・バスターズ アフターライフ』に『ウエスト・サイド・ストーリー』。どれも過去作からの復活がテーマですね。新規コンテンツが作りにくい!と表裏一体の現象とはいえ、オリジナル越えの勢いで復活してくれるのは映画ファンとして胸熱です。
  • もう一つのベストテンの傾向は「想像を絶する映画体験が出来る」作品が多いことです。配信の時代だからこそ大スクリーンを生かした作品が生まれています。
  • 過渡期に入った感があるアメコミ映画ですが『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の2つがランクイン、やはりアメコミ映画は圧倒的な強さです。
  • 1位と2位は私も高く評価していますが、両方ともナショナリズムが強いのはちょっと気になっています。特に『トップガン マーヴェリック』が空爆をとことんスマートに描いているのが…。
  • 新海誠ジョン・ワッツは三作連続でベストテン入りしました。オリジナル企画でベストテン入りし続ける新海誠はかなり凄いです。

ベストテン以降の注目作

クライ・マッチョ(字幕版)

  • このランキングのあるある現象の「本国で評判悪い映画がなぜかランク内になる」は『クライマッチョ』『ハウス・オブ・グッチ 』です。『ブラックアダム』も本国の評価に比べて高い順位になりました。
  • 年末の話題作『マッドゴッド』の60位は大健闘です。集計がもう一ヶ月遅ければ、もっと上位に行ったはず。『ギレルモ・デル・トロピノッキオ』も同じストップモーションアニメですが、TOP100は毎年ストップモーションアニメが登場しますね。CG技術が一般化した現在では、クリエイターの創作魂を刺激するのはストップモーションアニメなのでしょう。
  • このブログは「はてな」というサービスを使っていますが、はてなユーザーが原作を書いた『ヘルドッグス』が77位。2023年はもうひとつのはてなユーザー映画『ロスト・ケア』も公開されます。
  • 絶賛映画よりも、色々と批判もあった映画のほうが上位になりやすい傾向があります。これは有効投票数が例年よりも多いからです(有効投票数が多いほど話題作が有利になる)。

日本の実写映画TOP5


2021年に引き続き日本映画が大健闘で、TOP50のうち20本以上が日本映画です。この企画を始めた数年間はアメリカ映画だらけだったのに…。日本映画のレベルアップというよりもTwitterを使っている世代に「日本映画を観る」という慣習が根付いている感があります。良い傾向だと思います。

  1. シン・ウルトラマン
  2. ちょっと思い出しただけ
  3. さがす
  4. ハケンアニメ!
  5. さかなのこ

非英語の外国映画TOP5

TITANE/チタン [DVD]
『マイスモールランド』が日仏合作なことを考えるとフランス映画が評価高い年でした。

  1. RRR(インド)
  2. TITANE/チタン(フランス)
  3. 女神の継承(韓国・タイ)
  4. わたしは最悪。(ノルウェー
  5. 秘密の森の、その向こう (フランス)

去年「来年は中国映画が入るのでは?」と書きましたが、中国映画はゼロ。その代わり62位の『哭悲/THE SADNESS』と94位の『呪詛』が台湾映画です。

奮わなかった映画

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(吹替版)

集計方法の一部変更

  • 実は今まで「日本映画」と「外国映画」に分けていた投票はそれぞれ上位5本だけを集計していました。しかし数千人も集計するとなると、この作業が一番時間がかかるので、今回から分けないことにしました。そのため日本映画はやや加点が多い傾向にあります
  • とはいえ日本映画だけベストテンに上げる人は、マニアックな映画に投票する傾向があるのでTOP100にはほぼ影響無いです。
  • こういった集計のブレが一番無い映画ベストで、誰もが参加できる形式なのはCoCo映画賞です。なので今回の投票結果に納得いかない皆様はCoCo映画賞に参加してみてください。

Top 10 Movies of 2022 in Japan

  1. Top Gun: Maverick (US)
  2. RRR (IND)
  3. Spider-Man: No Way Home (US)
  4. CODA (US)
  5. THE FIRST SLAM DUNK (JPN)
  6. NOPE (US)
  7. THE BATMAN (US)
  8. Suzume (JPN)
  9. Bullet Traint (US)
  10. Shin Ultraman (JPN)

集計について

集計ルール

集計ルールについては↓を参照してください。
http://hakaiya.hateblo.jp/entry/2019/10/15/234307

集計の苦労

似ているタイトル

今回は「バットマン」問題と「マスター」問題がありました。

  • バットマンアメリカ映画
  • バッドマン→フランス映画
  • マスター 先生が来る!→インド映画
  • マスター ~見えない敵~→アメリカ映画


↑注意喚起したのですが、それでも『ザ・バッドマン』と書く人が続出。バットマンはコウモリだから「バット」なんだよ…。そういえばお尻(BUTT)をネタにしたバッツマンもあるよね。

表記揺れ

表記揺れが一番多い映画は前作に引き続き『ソー:ラブ&サンダー』でした。
映画沼にハマるのは20代30代が多く、今回の投票者にも多い世代なのですが、これが絵文字世代です。

↑のようにタイトルを絵文字で表現している人が増えています。今回は目視確認で対応しましたが、来年からは集計機能に絵文字解析機能も入れよう…。

その他

  • 無効にしましたが『ショーシャンクの空に』に投票する人が多数発生。やはりテレビ放映の影響が大きいです。
  • 集計機能が自動的に除外しますが↓のような多重投稿が例年よりも増えました(悪いことだとは思っていません、逆に作品愛がよく分かる良い行為です)。

得点調整

今回はTOP100に絡む得点調整は無しです。

次回はアニメ邦画ベスト!

1月下旬からアニメ邦画ベストの投票を開始します。告知をお待ち下さい。2021年に引き続きアニメ邦画が好調だったので、激しい順位争いが発生しそうです。『すずめの戸締まり』が湘北バスケ部みたいな逆転勝ちを決めるのか!?(集計ルールが違うので逆転が発生しやすい)

ケンカが弱い男のケンカ映画『フーリガン』

世界はW杯で盛り上がっていましたね。サッカーに興味の無い私ですが便乗して私が一番好きなサッカー映画を紹介します。2005年の英米合作映画『フーリガン』です。私は映画館で観て以来DVDで何度も繰り返し観ているほど好きな映画です。

アメリカとイギリスのカルチャーギャップ映画として面白いのです。内容は今からネタバレ解説しますが、不良漫画の『特攻の拓』と大体同じです。

エリートになれなかったアメリカ人の主人公

  • イライジャ・ウッド演じる主人公はハーバード大学の学生だったが、卒業を目前にして退学する。
  • 実はルームメイトの政治家一族のお坊ちゃんが学内でコカイン吸引していた。このスキャンダルから政治家一族を守るために無理やり身代わりにされたのだ。
  • 主人公は口止め料を貰うが、誰も自分を守ってくれないアメリカに絶望する。
  • 失意の主人公は、イギリス人と結婚した姉を頼って渡英することにした。

イギリス到着

  • ようやく到着したイギリスだが街中は荒れていた。
  • 主人公「テロ攻撃でもあったの?」
  • 姉「昨日、試合があったので…」
  • 主人公「サッカーの?」
  • 姉「大英帝国ではサッカーは禁句よ!」

フーリガンのリーダー、ピート登場

  • 姉の自宅に行った主人公は、初めて姉の夫(義兄)に合う。義兄はイケメンで優しくてお金も稼いでいるイギリス紳士だった。
  • だが義兄(画像左)の弟ピート(画像真ん中)が人間のクズだった。このピートがもう一人の主人公だ。
  • ピートはフーリガンで、酔っぱらいで、言葉遣いが暴力的で、義兄に金をたかりに来ていた。
  • ピートは「米国人なんか嫌だ」とあからさまに敵対的だ。時代は2005年、イラク戦争アメリカが誤爆でイギリス軍を殺したこともあって、反米感情が強い。

弱すぎる主人公

  • 義兄はピートに金を渡さずに主人公に金を渡す。
  • 主人公が姉や義兄と別れると、ピートは速攻で主人公をカツアゲする。
  • あっという間にカツアゲされる主人公を見てピートはアメリカ人の喧嘩の弱さにビックリ。可哀想なのでサッカーの試合に連れて行くことにした。

フーリガンと会う

人生初めてのケンカ

  • 生まれて初めて見るサッカーの生試合に主人公は大興奮する。
  • 主人公は一人で帰宅中に相手チームのフーリガンに襲撃される。
  • そこにピートたちが助けに現れる。ピートたちフーリガンは絶対に仲間を見捨てないからだ。
  • 主人公はピートたちの姿に感動する。ピートたちもケンカ弱いくせに根性のある主人公を認める。

伝説の少佐

  • ピートは主人公にフーリガン同士の抗争について説明する。
  • 主人公がアメリカの野球チームに例えると、ピートは「イスラエルパレスチナさ」と答える。そこまで過激なのだ。
  • アメリカ人の主人公は過激な抗争に驚くが、イギリス人であるピートから見ればアメリカの銃社会のほうが狂っている。
  • ピートがリーダーを務めるフーリガンGSE(Green Street Elite、映画の原題にもなっている)と呼ばれている。凶暴なフーリガンだが、他のフーリガン団体からは舐められている。
  • 何故ならかつてのGSEは「少佐」と呼ばれる伝説の男が率いていたのだが、引退してしまったのだ。
  • 「少佐」は史上最悪に凶暴な男で、敵フーリガンとの抗争では死者まで出した。

アメリカ人への洗礼

  • 普段のピートは少年サッカーのコーチで収入を得ていた。
  • ピートは野球好きのアメリカ人を「異教徒」とまで呼ぶ。
  • 主人公はGKとして少年サッカーに参加するが、小学生相手にボッコボコに負ける

主人公の機転

マスコミ嫌い

  • 主人公の姉が夫に「弟は大学で報道学を学んでいたのよ」と言うと、義兄の顔が青ざめる
  • 義兄は大急ぎでフーリガンの溜まり場に行き、主人公にフーリガンを辞めるように説得する。
  • 実はフーリガンたちは大のマスコミ嫌い。主人公が報道学を専攻していたと知ったら大騒ぎになるのだ。
  • 主人公は「退学したから関係ない」と反論するが、義兄は主人公をフーリガンの溜まり場から連れ出そうとする。

少佐の帰還

  • その時、フーリガンたちが一斉に「少佐が戻った!」と大喜びする。
  • 伝説の凶暴フーリガンの少佐とは、義兄だったのだ
  • 義兄は死者が出た抗争を強く悔やんでいて引退。主人公の姉と出会って結婚したのだった。

とんでもラスト

  • このあともフーリガン仲間の内紛や、敵フーリガンの事情、主人公家族の事情なども描かれるけど省略。フーリガン同士の抗争は過激化する一方だ。
  • 主人公は無理矢理アメリカに帰らされることになった。だがフーリガン同士の決戦があるため駆けつける。最後の戦いだ。
  • その最後の戦いでピートが殺される。みんなが悲しむのがイギリスでのラストシーン。
  • 暴力は不幸しか生まない!という結論にしか思えないが、主人公は「ピートの生き様に学んだ」「彼の生き方を汚しはしない」とか言い出す
  • アメリカに戻った主人公はピートのセリフ「Stand Your Ground(引かずに立ち向かう、続編のタイトルになった)」を胸に、自分を退学に追いやったハーバード大学の学友をブチのめしに行くのであった。完。

解説

  • クライマックスからラストはかなりのトンデモ展開だが、暴力を否定しつつ主人公の成長を描くにはコレしか無かったと思う。
  • アメリカ人の逞しい主人公が外国の文化に入り込み、そこで闘争に打ち勝ち、現地の女性と恋仲になり、最後はリーダーとなる!という所謂「白人酋長」と呼ばれるジャンルの映画があるが、本作は全然違う。
  • 主人公はケンカ弱いし、女性は全然出てこない。最後はリーダーになれずにアメリカに戻る。ケンカが弱い小柄な主人公が暴力集団で奮闘するというのは、アメリカよりも日本の不良漫画によくあるパターンだ。これが斬新で面白い映画だった。
  • 「女性は全然出てこない」と書いたが、実際はピートがヒロイン的存在だ。
  • 自国に絶望した主人公が、外国の保守的なコミュニティで受け入れられる。という本作のアイデアはいくらでも翻案できそうなので、本作はもっと注目されて欲しい。

監督について

  • 性コミュニティの悪いところを煮詰めたような映画ですが(劇中ではおしゃべりな女性を暴力で脅すシーンもあり)、監督のレクシー・アレクサンダーは女性。不適切な男性コミュニティを魅力的に描く手腕はお見事だ。
  • レクシー・アレクサンダーの経歴はかなり特殊で、松濤館空手の黒帯で、キックボクシングのヨーロッパ王者だ。10代でプロの格闘家としてアメリカに行く。そこでチャック・ノリスパトロンになる形(チャック・ノリスはそういう移民の支援をしている)でスタントウーマンとして活躍。そして映画監督になる。
  • 映画『フーリガン』を成功させたレクシー・アレクサンダーは映画界で話題となり、マーベルの『パニッシャー:ウォー・ゾーン』に大抜擢される。これはマーベル映画で初の女性監督だった。しかし『パニッシャー:ウォー・ゾーン』は失敗、彼女はマーベル側とも揉めた(女性監督へのギャラが安いことを批判するなど色々と暴露した)。その後は大作映画は撮っていない。現在では「マーベル映画で初の女性監督は2019年のアンナ・ボーデン」という事になってしまった。MCU前の話とはいえ、ちょっと酷い。
  • 最近マーベルのライバルのDCが連続して女性監督をクビにして「マーベルならちゃんとしている!」という意見を見かけたけど、マーベルにも失敗の歴史はあるのだ。

シリーズ化

  • 本作は3まで作られている。2ではほとんどのキャストが降板。敵フーリガンのリーダーが主人公になっているが、本作のラストの抗争で逮捕されたという設定で、2は刑務所映画になっている。

各ジャンルの帝王たち

○○の帝王をまとめてみました。Twitterで情報を提供してくれた方、ありがとうございます。

ジャンル 名前
アニソン 水木一郎
ヘヴィメタル オジー・オズボーン
ラヴソング 鈴木雅之
ファンク ジェームス・ブラウン
ダジャレ 田代まさし
2時間ドラマ 船越英一郎
男塾 大豪院邪鬼
プロレス 高山善廣
宇宙 フリーザ
B級映画 ロジャー・コーマン
サスペンス アルフレッド・ヒッチコック
キック ロブ・カーマン
楽壇 ヘルベルト・フォン・カラヤン
ジャズ マイルス・デイヴィス
モード ジョルジオ・アルマーニ
AV 村西とおる
ホスト 愛田武
現代ホスト ROLAND
麻雀 小島武
ポンチャック 李博士
ゴルフ ジャック・ニクラス
ムエタイ サガット
中部競輪 山田裕仁
ロジャー・フェデラー
ユーロビート マイケル・フォーチュナティ
西東京 土田十寛

ちなみに下記のジャンルはあらかじめNGにしました。

NGジャンル NGの理由
無冠の帝王 多すぎ
銀座の帝王 多すぎ
夜の帝王 多すぎ
歌舞伎町の帝王 多すぎ
影の帝王 多すぎ
作品名に「帝王」 収拾つかなくなる
女帝 収拾つかなくなる
宇宙帝王 多すぎなので、とりあえずフリーザ
ミナミの帝王 漫画、映画、実在モデルで区別つかない
Vシネマの帝王 恐れ多くて決められない