破壊屋ブログ

ネタ系映画ブログです。管理人はこの人→http://hakaiya.com/giccho

政治的

「足が不自由」なのは何のメタファー?

↑『ジョゼと虎と魚たち』。足が不自由な人を受け入れているように見えて、実は上から目線な感覚を暴く名シーン。 映画と健康について元気が出る映画のおすすめ 大人が満足の名作を厳選 - lala a live(ララアライブ)│フォーネスライフで書いたわけですが、日…

日本と韓国が悪い意味で仲良かったKT事件

私は日韓関係にトラブルが起きるたびに映画『KT』を見返しているほど政治サスペンス邦画『KT』が超好きな映画です。日韓関係が過去最悪になったので、折角なので未見の方に『KT』の内容を紹介します。 あの頃、日本と韓国は別の意味で仲良かった。 『KT』の…

敗北した敵ヒロインと浮気するスーパーヒーロー!『宇宙の法 黎明編』

幸福の科学は、そんじょそこらの右寄り映画よりもさらに右を行く保守映画を作ってきたはずですが、彼らの最新作『宇宙の法 黎明編』がまさかのリベラル路線のストーリー!右を向き続けた結果、半周回って左になったのでしょうか。 ↓はアメリカ版ポスターなん…

反日認定と『焼肉ドラゴン』

『万引き家族』が公開されたので 「この映画は万引きを肯定している!」 と勘違いしていた人たちも、色々と間違いに気づくだろう…。と思っていたけどそんなことは無かった。今だにネット上では「万引き肯定映画だ!」と騒いでいる連中がいる。 「映画観ろよ…

見出しだけで善悪を判断する人たちと『万引き家族』

「見出しだけで善悪を判断する」人が多い。まとめサイトやブログのエントリはもちろん、週刊誌や新聞記事だって見出しで人を釣る。だから釣られる人がたくさん出る。ある程度はしょうがないし、俺も釣られることがある問題だから気をつけている。 万引き家族…

日本のリベラルから見たエディー・マーフィー

前回のエディー・マーフィーのアジア人変装ネタの記事が凄まじい反響だったけど、その反応で驚いたことがある。一部のリベラルな方々が「エディー・マーフィーのギャグには社会的な意味がある」と主張していたことだ。確かにエディーのギャグにはそういうの…

政治的に正しい警察小説

俺がこのブログで利用しているのは「はてな」というサービスだけど、はてな界隈には3人の有名な小説家がいる*1。 SF作家の故・伊藤計劃(いとうけいかく) ハードボイルド作家の深町秋生(ふかまちあきお) 社会派ミステリーの葉真中顕(はまなかあき) ↑伊…

トランプっぽいリベラル大統領『ヒップホップ・プレジデント』

アメリカ大統領選挙を描いた映画『ヒップホップ・プレジデント』を再見した。この映画が作られたのは2003年なんだけど、日本で話題になったのは2008年。映画評論家でアメリカ政治評論家の町山智浩氏がオバマの大統領選挙に合わせて紹介したからだ。 実際は50…

三重構造のカルチャーギャップ『キンダガートン・コップ2』

幼稚園に刑事再び! 『キンダガートン・コップ』と言えば1990年に作られた大ヒットコメディ映画だ。アーノルド・シュワルツェネッガー演じるコワモテ刑事が、幼稚園に教師として潜入捜査。凶悪犯相手でも平然としているシュワちゃんが、園児にタジタジになる…