破壊屋ブログ

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2017年 誰映画 投票開始+鋼の錬金術師の陰謀+今年の映画あるある

ネット上の工作員たち

去年の俺は誰映画の告知文

「ファンキー加藤の新作映画、公開前で誰も観ていないのにレビュー点を下げる行為がネット上で流行った!そういう真似はやめろ!どうしてもやりたければ誰映画でやれ!」

と書きました。ところが今年は逆の現象が起きました。『鋼の錬金術師』が公開前なのに怪しい絶賛レビューが続々投稿されたんですね。集計企画やっている側としてはジャニーズ関係の組織票や工作員票は割りと深刻な問題です。


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Yahooの映画レビューでは公開前の11月18日の夜に絶賛レビューが40個投票された。その多くはHey! Say! JUMPの山田涼介の演技を評価する内容だ。彼は演技がめっちゃヘタなのに…


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投票者の情報を見ると『鋼の錬金術師』と山田涼介を褒めるためだけに作られたアカウントだとわかる。


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同じ山田涼介主演の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と『鋼の錬金術師』だけを褒めるアカウントも複数ある。文章の漢字をよく見ると中国語表記になっている。

2017年はロシアがアメリカの世論形成やトランプ政権に関与したと思われる「ロシア疑惑」が話題になりましたが、日本も中国からジャニーズ人気を捏造されているんですねぇ(発注元はどう考えてもジャニーズ側なので中国関係ないけど)。

というわけで今年もそういう動きとは無縁の『この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞』をやります!下記のリンク先から投票お願いします。

この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞


1月中旬に締め切り予定。今回は投票期間がだいぶ短くて申し訳ないです(投票数減らしたいので…)。

あと今回からは結果発表の解説はやめておきます。アレを書くのは超キツくて毎年数ヶ月かかっている上に、毎年皆さんを怒らせているので…。ただし「今年公開された映画あるある」はやります。とりあえず途中まで書いたのでちょっと公開。


2017年の映画あるある

2017年のブラック女優大賞は平祐奈

平祐奈、忙しすぎ!なんと9本の映画に出ています。

  • キセキ -あの日のソビト-
  • きょうのキラ君
  • サクラダリセット 前篇
  • サクラダリセット 後篇
  • 暗黒女子
  • ReLIFE リライフ
  • 忍びの国
  • 写真甲子園 0.5秒の夏
  • 未成年だけどコドモじゃない

さらに進化したオクラホマミキサー

似たようなキャスティングの恋愛映画が大量生産されるオクラホマミキサー現象(男優と女優をシャッフルして別の映画を作る現象)ですが、2017年はさらに進化しました。
中川大志と平祐奈は『ReLIFE リライフ』でカップル役を演じる一方で、『きょうのキラ君』では恋のライバル!さらに言うとこの二人は2016年の『四月は君の嘘』でも共演済み。もはや恋愛映画界のキャスティングはオクラホマミキサー現象というよりも、付き合ったり別れたりを繰り返すリア充サークルのカップルみたいになりました。
また平祐奈が酷使されていることからわかるように、主役を張れる新人俳優も不足気味。だから20代後半のアイドル俳優たちが高校生役を演じるのも当たり前になってきました。まあこれは芸能事務所がゴリ押しするアイドル俳優がどうしても20代後半になってしまうのがメインの理由ですが。
でもこの手の恋愛映画は結構面白いのもあって、今年は某中高生向け恋愛映画を映画秘宝のベストに送りました!

闇あるところに光あり

「光」を使ったタイトル多すぎ!閉塞感のある時代だからこそ「光」という言葉に想いを託すのかな?実際、2017年のマジメ系日本映画は「孤独や絶望を抱えながら生きている人々が触れ合う物語」がいつもより多かったです。

  • 光(大森立嗣監督)
  • 光(河瀨直美監督)
  • 光と禿
  • 光と血
  • 光をくれた人
  • 三つの光
  • あの日、兄貴が灯した光
  • ひかりのたび

というか『光』が二本も公開されたので映画業界の皆様、データの衝突は大丈夫でしたか?hakaiya.comではデータが衝突しちゃいました…。

僕の名は。

タイトルに「僕」がある映画も多くなりました。

  • ギフト 僕がきみに残せるもの
  • ショコラ ~君がいて、僕がいる~
  • ワンステップ ~君と僕のメロディ~
  • 僕とカミンスキーの旅
  • 僕と世界の方程式
  • 僕のワンダフル・ライフ
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
  • さよなら、ぼくのモンスター
  • ぼくと駄菓子のいえ
  • ぼくと魔法の言葉たち
  • ボクの悪魔

アニメ化する日本映画

数年前から中高生向けの学園モノ映画を観ていると
「なんかアニメっぽい演出だなぁ」
と感じることがあったけど、2017年は

  • 銀魂
  • 鋼の錬金術師

の二本が特に「アニメ演出だなぁ」と感じました。『銀魂』はテレビアニメに寄せた結果で、『鋼の錬金術師』の曽利文彦監督はアニメ映画も得意だからですね。


前後編映画

前後編映画も定着してきましたが『3月のライオン』が失敗したので、実写映画の前後編は減っていくのでは?ナオト・インティライミは続編が作られただけでも驚きなのに、さらに前後編。本当に誰が観に行くの?アニメ『オーバーロード』『甲鉄城のカバネリ』は総集編なのに前後編に分けている…。

  • 3月のライオン
  • あゝ、荒野
  • サクラダリセット
  • トモダチゲーム 劇場版
  • ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2
  • 劇場版 Free!-Timeless Medley-
  • 劇場版 テバク ~運命の瞬間(とき)~
  • 劇場版 屍囚獄
  • 劇場版総集編 オーバーロード
  • 魔法使いの嫁 星待つひと
  • 劇場版 はいからさんが通る
  • 甲鉄城のカバネリ 総集編


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