破壊屋ブログ

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映画『HERO』から学ぶキャリアと道徳

木村拓哉さんが主人公を演じる大人気ドラマシリーズ&映画シリーズ『HERO』!

もちろん皆さんは『HERO』をよく知っていますよね。

意外かもしれませんが『HERO』には子供の教育に役立つような要素があることはご存じですか?

今回は木村拓哉の主人公像を考察することで子供のキャリアや道徳感について学びましょう。


というくだらないコトを日本がやっている、というのが今回のエントリです。
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キャリア教育×HERO:文部科学省

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道徳教育 x HERO : 文部科学省


文部科学省は『HERO』を宣伝していた。2014年のテレビシリーズと2015年の映画『HERO』だ。
どうして文部科学省が宣伝するのかというと、キムタク演じる主人公の姿から道徳やキャリア教育を学ぶためなのだ。下村博文文部科学大臣のメッセージを引用する。
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道徳教育 x HERO : 文部科学省

誰に対しても公正・公平な態度で接し、自らの信念に基づいて行動し、真実を見極め、社会正義を追求しようとする久利生公平と、それを支える仲間たちの姿には、「人としてどうあるべきか。自分はどう生きるべきか。」という道徳教育の根源的なテーマと共通するものがあると考えます。

下村大臣は新国立競技場問題を悪化させ、東京都・JSC・森喜朗は仲間どころかお互いに足を引っ張り合った。そしてキムタクはSMAPの仲間とSMAP育ての親を裏切った挙句、仲間たちを晒し者にした。とてもじゃないが道徳を学べない。まあSMAP解散騒動は今年の冒頭の話なので、文部科学省もこんな展開になるとは思ってなかったはず。


文部科学省は前進の文部省の頃から多くの映画を推薦してきた。しかし3年ほど前から「タイアップ」と銘打ってより積極的に映画を宣伝するようになった。

参考までに文部科学省がタイアップした2015年の映画と、そのタイアップ理由を文部科学省ホームページから引用する。

ガールズ・ステップ

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映画では、高校のダンス部を舞台に、登場人物がダンスを通じて友情を育み、成長し、困難に挑戦する姿が描かれており、その姿は、スポーツの持つ価値を気付かせてくれるものとなっています。

レインツリーの国

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主人公と聴覚障害のあるヒロインが、当初は衝突しつつも徐々に距離を縮めていく過程が繊細に描かれており、人と人が相互に理解することのすばらしさを伝える内容となっています。これは、障害のある人とない人が共に活躍する共生社会が目指す価値や、「インクルーシブ教育システム」が目指す理念と通じるものがあると考えられます。

『映画ちびまる子ちゃん~イタリアから来た少年~

まる子たち日本の小学生が,海外から来た小学生と交流し友情を深める姿が描かれており,国際理解の魅力・大切さを伝える内容となっています。これは,文部科学省が推進している国際教育の普及啓発の趣旨にも沿っていると考えられるものであり,本企画を通じて国際教育の趣旨を広く伝えていきたいと考えています。

海難1890

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本作は、1890年に和歌山県樫野埼沖にて起きた「エルトゥールル号海難事故」と、1985年のイラン・イラク戦争のさなかに実際に起きた「テヘラン邦人救出劇」という史実を基にした物語であり、困難な状況の中にあって名誉や見返りも求めず、ただ目前の人を救おうと行動を起こした125年前の日本人と、30年前のトルコ人の勇気と誠意を映し出したドラマが壮大なスケールで描かれています。
文部科学省は、世界に羽ばたき、貢献する子供たちの育成を目指しており、今般のタイアップにより、こうした取組を一層推進していきます。

HERO

HERO 特別限定版(3枚組) [DVD]

映画では、主人公が自らの信念に基づき、様々な困難を乗り越えて真実を追究していく姿が描かれており、働き方や生き方について考えを促す内容となっています。これは、文部科学省が推進しているキャリア教育の趣旨にも沿っていると考えられるものであり、本企画を通じてキャリア教育の意義を広く伝えていきたいと考えています。


面白いことに『HERO』だけタイアップ理由に説得力が無いんだよね。過去にもキャリア教育とのタイアップ映画はあったけど*1、いずれも思春期の少年少女が主役。『HERO』は中年が主人公なので、子供向けであるキャリア教育とはイマイチ絡みにくい。タイアップ自体は良いことだと思うけど『HERO』のタイアップはちょっと無理やり感がある。


ちなみにキャリア教育とは

今、子どもたちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。

のことね。キムタクはSMAPの社会的・職業的な自立を邪魔したんだけどね!(しつこい)


そして今回文部科学省のサイトを色々読んだんだけど読点(、)が多くて読みにくかった。

*1:『魔女の宅急便』と『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』