映画館で『さらば あぶない刑事』のチラシを見ただけで感動してしまった。キャッチコピーが「まさか、終わる終わる詐欺じゃねえんだろうな。」だ。
以前も書いたけど、あらゆる映画シリーズの中でもっとも「終わる終わる詐欺」をやらかしてきたのが『あぶない刑事』だ。そのあぶデカが「終わる終わる詐欺」という言葉を使ってきた!これは本当の終わりの予感がするぜぇ(10年前に終わっていたよね、というツッコミは無し)
それはそうと邦画シリーズは映画を公開するたんびに「最後」をやたら強調するけど、この夏は特に酷いと思う。「最後!さらば!ラスト!エンド!」という言葉は単にこれから公開される映画のタイトルの一部を繋げただけだ。
映画館に行くたびに「終わり!」ってポスターを見てゲンナリしている。でも「新しい物語が始まった!」を毎回強調するアメリカ映画も食傷気味なので、どっちもどっちであろう。いや、『ターミネーター』みたいに新しい物語を初めておいて続編作る予定が無いよりも、毎回終わらせようとする邦画のほうが親切かもしれん。