本来の意味でスター・ウォーズを待っている人たちの画像
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を観るのに異常に待たされた!10年ぶりの新作という意味ではない。TOHOシネマズのCMの長さだ。上映開始からスター・ウォーズ本編開始までの間に以下の映像を見せられたのだ。
- 紙兎ロペのCM
- ライフネット生命のスヌーピーのCM
- 『シン・ゴジラ』特報
- 延々と続く映画の予告編、『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』とか
- ワンピースのスター・ウォーズ応援映像
- また延々と続く映画の予告編
- MicrosoftのSurfaceのCM
- またまた延々と続く映画の予告編
- 『さらば、あぶない刑事』の告知
- 最後の最後に来年のTOHO映画『ルドルフとイッパイアッテナ』が登場
実際の本編開始までの長さは19分だったけど体感時間は30分を超えていたよ。あのタイミングでSurfaceのCMが流れるのはもはやネガティブキャンペーン。昔のフィルム映画の演出「③→②→①」という数字の切替ネタが二回も流れたときは「スマホの電源入れてー」と思った。
俺はミニシアターに通っていた人間なので映画館のCMの長さには慣れていたし(近隣のミニシアターの予告編を全部観せられるのでミニシアターブームの時は酷かった)、映画館で観る予告編でテンションがアガる人種だけど、それでもTOHOシネマズのCMの長さにはウンザリさせられた。
さらにTOHOシネマズはスター・ウォーズだけ特別料金を上乗せしているのである。金払ってCMを観るという行為に「社畜」や「養分」みたいな言葉が欲しい。
公開前に「TOHOシネマズに行くとワンピースのスター・ウォーズ応援映像がある!」ってニュースが流れると世間では「そんなのいらねーよ!」ということで炎上した。でも実際に観てみるとワンピースのキャラクターたちがスター・ウォーズのコスプレしながら映画を楽しみにしている短い映像。スター・ウォーズネタをちゃんとやってくれるので、予告編地獄の中の清涼剤になっていた。
ちょっと気になったので首都圏の映画館の
「CMの長さ」=「映画館が確保している上映時間」-「スター・ウォーズ本編の上映時間(136分)」
を計算してみた。
映画館名 | スター・ウォーズ前のCMの長さ |
---|---|
TOHOシネマズ | 19分 |
新宿ピカデリー | 14分 |
横浜ブルク13 | 14分 |
ユナイテッドシネマ | 9分 |
109 | 9分 |
新宿バルト9 | 9分 |
やはりTOHOシネマズが長い。川崎でスター・ウォーズを観るときはチネチッタか109に行けば、TOHOシネマズ川崎よりも10分も早く終わるのである。やっぱり109シネマズ好きだなぁ。何で潰れたんだ109シネマズ横浜。
最後に。こういう記事を書くと、はてなユーザーから「TOHOシネマズで観るのが悪い!」って叩かれそうだけど、俺にも色々事情があって映画館を選んでいるのである。