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破壊屋ブログ

ネタ系映画ブログです。管理人はこの人→http://hakaiya.com/giccho

これぞ真の神アニメ!『UFO学園の秘密』


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「この地球は、宇宙に必要か?」って、誰もそんなこと考えないよな。神視点だ。

面白いアニメのことを「神アニメ」って表現するけど、それって「神」という言葉の使い方が明らかに間違っているよね。「神」とは全宇宙の神:エル・カンターレであらせられる大川隆法を意味する単語なんだから、「真の神アニメ」とは大川隆法が製作した『UFO学園の秘密』のことに決まっているだろ!


今年も幸福の科学の新作アニメがやって来た。幸福の科学映画はこれで九本目。九本全部観ている非信者は俺だけじゃね?
「他にもいるよ!」
って反論する人がいたら
「何やってんの?虚しくない?」
ってブーメラン投げるからね。

じゃあ、いつものように完全解説します。



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『UFO学園の秘密』のパンフレットの解説文。
「NASAも把握していない宇宙人の最先端情報を製作総指揮者(大川隆法)が超能力を用いて解明
だって。『インターステラー』を別の意味で超える映画が誕生したぜ!


【前提知識】宇宙の指導者

『UFO学園の秘密』は通常の幸福の科学映画に比べて宗教要素が少ない。その代わり宇宙連合に関する知識が必要だ。宇宙連合とは地球を守っている宇宙人の集団で2012年に大川隆法総裁がコンタクトしている
宇宙連合には「インカール」と呼ばれる指導者がいる。コンタクトに成功した大川隆法はインカールの外見をこう語っている。

  • 女性
  • 背が高い
  • 目が切れ長
  • 金髪のロングヘア
  • ロシアのコサック帽子を被っている




それメーテルだよね!絶対にメーテルだよね!映画『UFO学園の秘密』は、そのインカールが登場するというのが幸福の科学的にポイントなのである。


幸福の科学出版の最新書籍『宇宙時代がやってきた! ―UFO情報最新ファイル―』の画像。大川隆法本人がはっきり「メーテル」と表現している上に画像あり
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こういうネタ元を全く隠そうとしない幸福の科学の姿勢は大好きである。メーテル型宇宙人という分類用語には感動を覚える。



これよりストーリーの完全ネタバレ

今度は学園アニメだ!

『UFO学園の秘密』の舞台は全寮制の進学校ナスカ学園。モデルはもちろん実在の学校:幸福の科学学園中学校・高等学校だ。主人公たちはチーム・フューチャーを自称する5人の男女

  • Eisuke(エイスケ)
  • Annna(アンナ)
  • Ray(レイ)
  • Tyler(タイラ)
  • Halle(ハル)

だ。5人の頭文字を繋げると「EARTH」になる。この設定自体は爆笑したけど、各キャラの名前は日本語でも英語でも通じる良いネーミングだと思う。英語圏の展開にこだわる幸福の科学らしい配慮だ。

チーム・フューチャーは明るく楽しい若者らしい学園生活を送っていた。キャラが登場するときには
「お呼びでない、お呼びでないね・・・・・、こりゃまた失礼いたしました」
と60年代のギャグをかましてくれる。


天才塾がかってに改造

学園内には不穏な噂がある。天才塾という怪しい塾に行くと寝るだけで記憶力が向上するのだ。そしてチーム・フューチャーの妹が天才塾に行って具合が悪くなってしまった。チーム・フューチャーは妹に退行催眠をかけて何が起きたのか探りだす。そこで衝撃の事実が明らかになった!

実は天才塾に行くとアブダクション(宇宙人による誘拐)されて脳内にチップを埋め込まれて記憶力が良くなるのだ。劇中では天才塾が悪扱いされているけど、俺は天才塾行きたい。

この事件を受けて、チーム・フューチャーは夏休みの自由研究のテーマを「UFOと宇宙人の実在」に決めた。どうやって研究するのか?と思いきや
「俺、昨日アブダクションされちゃってさー」
「私もケンタウルス座アルファ星に連れて行かれちゃった!」

みたいな事件がバンバン発生するので意外と順調。

ちなみにケンタウルス座アルファ星は地球から4.4光年離れているが、幸福の科学の教えでは「ワープとは霊界を通ってどこにでも行けること」なので距離という概念は無いに等しい。みんな『インターステラー』で得た知識は捨てるんだ。

あなたはUFOを信じますか?

夏休みが終わり、文化祭が始まった。チーム・フューチャーは文化祭で「UFOと宇宙人の実在」を発表しようとするが、敵勢力の宇宙人に発表資料を削除されてしまう。

主人公のレイは文化祭の会場で
「世界ではUFOに関する研究レベルが国家レベルで行われているなかで、我が国はまさにUFO後進国です」
と訴える。

このUFO後進国という言葉は2015年の幸福の科学が盛んに使っている。でも未だにUFOを信じている上にUFOを信者獲得の手段にしているんだから、日本は十分にUFO先進国だよ!実際にUFOのWikipediaも日本語だけダントツで記述量が多い。


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UFO後進国ニッポンが目を覚ますそうです。

仲間が一番大事!

いかんせん資料が一切無いので、誰もレイの言うUFOの実在を信じてくれない。っていうかアブダクションされたのはレイ以外の三人なのでレイもUFOを見ていない。だがレイは
「俺は仲間を信じる!だからみんなUFOを信じてくれ!」
と仲間との熱い絆をシャウトする。

このシャウトシーンは劇中屈指の珍シーンなんだけど、UFOの具体的証拠を出せない幸福の科学のシャウトだと思うとちょっと感動できる。

ダークサイド・ムーン

そのとき、本当に宇宙人がレイをアブダクションした!なぜか初登場キャラクターの校長も一緒に。

宇宙人はめっちゃ良い人だった。レイと校長は宇宙人に月の裏側を案内され、お土産に月の石*1を渡される。

宇宙人が言うには学園内には悪の宇宙人(レプタリアン)が潜んでいるらしい。レプタリアンは地球人の姿に変装しているのだ。実名を出すと「小沢一郎=レプタリアン」って幸福の科学が主張している。

でもまあ、文化祭という衆人環境でレイと校長がアブダクションされたんだから、みんな信じるだろ!と思ったら宇宙人はアブダクションするときに時を止めていたので結局みんな信じなかった


俺たちのインターステラー

チーム・フューチャーは宇宙に行く決心をした。どうやって行くのかというと知り合いが開発した宇宙と意志が繋がる装置を使うのだ。

チーム・フューチャーは色々な星を旅する。案内してくれるのは「すいません」を連発する腰が低いサラリーマンのような宇宙人だ。

この旅のシーンは超重要シーンだけど、幸福の科学の教えを説明しているだけとも言えるので解説は割愛。


大物声優が登場!

文化祭に戻ってきたチーム。フューチャー。そこで天才塾でマインド・コントロールされた生徒たちが悪の巨大UFOを召喚した。そして学園内に潜んでいたレプタリアンの正体が明らかになる。

特に伏線は貼っていなかったけど用務員のオジサン(声優は銀河万丈)がレプタリアンだったのだ。まあこのブログを読んでいる素人のオマエラにはわからないだろうけど「銀河万丈は幸福の科学アニメの悪役」というのは我々には常識なので伏線など無用なのだ(我々=幸福の科学信者+破壊屋ギッチョ、素人=それ以外の全て)*2


大物ハリウッド女優が登場!

悪の宇宙人:レプタリアンが出現したので、宇宙連合の指導者:インカールもやって来てくれた。日本の学校の文化祭に宇宙連合の指導者が*3

ちなみに英語版だとインカールの声優は『フラッシュ・ダンス』のジェニファー・ビールスだ!What a Feeling!信じられない人のために東スポの記事を貼っておくね。ジェニファー・ビールス「宇宙人と私たちは“似た者同士”」


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「メーテル」っぽい宇宙人。あ、ヤギとウンモは優しい宇宙人です。


本当の自分を知ろう

ここでチーム・フューチャーが一人一人順番に、自分が「どう成長したか」「将来の夢」とかを語り出す。実はこれって日本の青春映画でよくあるクライマックスなんだよね。この現象に何か名前が欲しい。

まあ幸福の科学映画なので将来の夢とは
「UFOを作る」
「宗教を学ぶ」
とかだ。画面的には、夢を語るチーム・フューチャーと背景で悪のUFOを召喚している生徒たちを対比させていて笑える。

チーム・フューチャーは悪の宇宙人に「裏宇宙」に連れて行かれる。映画のパンフレットには「裏宇宙=侵略を目論む宇宙の邪神が支配する闇の世界」という闇堕ちした子供でも書けないステキな文章で説明している。

裏宇宙でチーム・フューチャーはレプタリアンたちに襲われる。そんなピンチのときにレイは本当の自分の姿を知る。その姿とは獣人だった!何の伏線も張ってないが実は獣人だったレイが、レプタリアンたちをなぎ倒す。


中国が悪い

さらにUFO学園の教師が寿命1億年のドラゴン型宇宙人だったことも判明。ドラゴン型宇宙人先生も駆けつけてチーム・フューチャーを裏宇宙から脱出させる。

文化祭に戻ったチーム・フューチャーは信仰の力で悪のUFOを追い返すのだった。こうしてハッピーエンド。


映画が終わってエンドクレジットが流れ終わると唐突に政治的なシーンが出てくる。「真の悪は中国だったのだ!」ということを訴えて映画は終わる。具体的に説明すると中国国家主席っぽい人が黒幕だとわかる。
「中国や香港映画って面白いけど、日本人がいつも悪役だからなー」と思っていた皆さん、これでバランス取れましたよ。



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英語タイトルは「Part0」ってことなので続編は………きっと無いだろう。

感想

学園アニメなので各キャラクターが一般人というのが良かった。普段の幸福の科学アニメだと、主要キャラが聖人君子な大川隆法的存在なのでウザいのよ。
その一方で学園で完結する物語ということで、今までの幸福の科学アニメにあった政治的暴走が無くなったのが寂しい。宗教アニメの最大の欠点である「会話が説法臭くて退屈」な点は相変わらず耐え難い

プロダクト・プレイスメント

この映画は「アブダクションが多い」を描いているけど、俺はアブダクションよりもプロダクト・プレイスメント(映画内CM)の多さが気になった。幸福の科学の信者たちの仕事が次々に映画内に登場するのだ。わかりやすい例だと漫画家「さとうふみや」のポスターや幸福実現党のポスター(さすがにボカしてあったけど)が出てくる。さらにYAK(以前エイベックスにいた幸福の科学信者のユニット)がアイドルとして登場したりする。
映画のプロダクト・プレイスメントはウザいけど、本作の場合は「へー、幸福の科学の企業ってこんなに一杯あるんだ」って興味津々で見られたので結構面白かった。

LOST LOVE もう愛が見えない

劇中の文化祭では大川隆法が作詞作曲した『LOST LOVE もう愛が見えない』という曲が歌われる。今までは神の素晴らしさを高らかに歌い上げる曲ばっかり作ってきたのに、なぜ突然女々しい曲を作るのだ総裁…。
やっぱり信者を愛人にしていたことを知った奥さんが激怒して、週刊誌も巻き込んだ泥沼の離婚劇に発展したことが影響しているのだろう。
「ダイヤモンドが輝いていはずだが、捨てたのは君に違いない」
って歌詞がステキ。

これぞ神アニメ

近年はイスラム過激派が勢力拡大するために戦争・テロ・処刑・奴隷売買を繰り返して世界的な問題になっている。そんな中、幸福の科学がアニメを作って勢力拡大しようとしているのは、日本が平和な証拠だと思うよ。イスラム教をネタにするとすぐ怒られるけど、俺が幸福の科学に粘着しても何も文句言われないしな!(アクセス解析すると幸福の科学からのアクセスがたくさんあるんだけど、不愉快な攻撃をされたことは一度もない)
表現の自由と信教の自由(=信仰を強制されない自由)は大事にしようっと。

*1:1970年に日本で話題になった現象

*2:指摘されて気がついたけど、銀河万丈は悪役だけじゃなかったね…

*3:劇中では「惑星連合」